[11月22日]
愛媛県大洲市にある「白滝公園」をご存じでしょうか?
私は紅葉ライトアップで検索して初めて「白滝公園」と言うのがあることを知りました。
四国の紅葉ライトアップと言えば、香川県の「栗林公園」高知県の「モネの庭」、そして愛媛県では「松山城二之丸史跡庭園」などが有名ですが
滝があって、しかもライトアップがされているところは「白滝公園」だけだったので行ってみることにしました。
今回は「白滝公園」の紅葉を見に行った時の昼と夜のレビューを書いてみたいと思います。
白滝公園紅葉ライトアップについて
雰囲気・穴場度
まずは初めての場所だったので、観光案内所で聞こうと思ったのに閉まっていたので、近くの郵便局の方に行き方とだいたいの所要時間を聞きました。
そして、行った時に、駐車場で帰りがけのカメラと三脚持った方に、2、3組出会いました。
車も結構停まっていて、さすがにこれは人が多いだろうと思いましたが、どちらかと言うと帰る方の人が多くて、これから行こうと言う方は自分だけのような気がしました。
いざ行き始めると一家族の方とほぼ一緒に行動するような形になり、ここでも降りてくる方と何組か出会いました。
ひとまず、明るい間に一めぐりして、ライトアップに備えるつもりで行きました。
しかし、ライトアップの時間はと言うと誰も居なくて、1人でゆっくりしてる感じでした。
白滝公園のマップのリンクを貼っておきます。これが参考になるので、もし行かれることがあるのなら参考にしていただけたら嬉しいです。
魅力・見どころ
白滝公園の昼
行き始めるとこんな看板がありました。内容は次の通りです。
「「るり姫様」のお話を14枚の紙芝居にまとめてみました。この登山道に沿って並べています。お話も味わいながら、ごゆっくり美しい白滝をご鑑賞ください」
16世紀も終わりの頃のお話です。白滝のすぐ隣、「米津」と言う所に「滝之城」がありました。
切り立った崖の上にあり、敵にも中々攻めにくい、お城でした。
白滝公園は城主の津々喜谷氏の行楽地でもありました。
桜のほころぶころ、奥方の瑠璃姫は家臣と共に
白滝公園によくやってきたは、花見を楽しんでました。
家臣の下西舟左衛門も、分銅のついた鎖を振り回す、「乳切木術」と言う舞を力強く披露しました。
瑠璃姫たちはかっさいををおくり平和な春の白滝を満喫していました。
この平和なお城にも「戦国時代」の波が押し寄せてきたのは、それから数年後の事でした。
断崖絶壁の上に建てられたお城も四国一の力を持つ、長宗我部氏の前に簡単に取り囲まれてしまいいました。
しかし、瑠璃姫の娘 八重姫・九重姫は八双手裏剣の名手
瑠璃姫自身も清流長刀の指南であり
また、吹屋は神業と言われるほどの腕前でした。
殿、瑠璃姫らの見事な吹屋にて、わが軍も多数の負傷者が出ております。
ひとまず、退散して、体制を整えてはいかがでしょうか。
その時です。1人の侍女が吹き矢を運びながら、瑠璃姫にこう叫びました。
瑠璃姫様大変です! これが残りの吹き矢すべてでございます。
吹き矢はもう、十数本しかございません。
なるほど、瑠璃姫の吹き矢もこれでおしまいか!
ものども、もやは、ひるむないことはない。かかれ!
今にも後退しかけていた、長宗我部の軍勢も、この侍女の言葉にたちまち勢いを取り返しました。
城は、まもなく打ち滅ぼされてしまいました。
一方、瑠璃姫らはやっとの事で白滝の雌滝の上まで逃げ延びてきました。
しかし、背後に、追っ手はなおも近づいてきます。
「もはや、これまで、、、」そう悟った瑠璃姫は、八重姫・九重姫を呼び寄せていいました。
「敵に捕らえられ、一生辱めを受けるこの尊雄丸が不敏です。
私は、この子とともに、この滝より身を投げようと思います。」
「世に悩める婦人病を治し、子のない夫人には子宝をを授けるため、生き延びて、我らが霊を慰めよ。」
瑠璃姫は、泣きすがる2人の姫を振り払い、尊雄丸と共に滝壺の中に吸い込まれていきました。
残された姉妹の2人は
瑠璃姫の言いつけに従い、何とか逃げ延び、
後に、瑠璃姫と尊雄丸の霊をともらう、観音像を奉りました。
それ以来、ここ白滝に住む者は、「るり姫祭り」をして、2人の霊を慰めるようになったのです。
毎年11月23日に行われる、この「るり姫祭り」は幼児の無事・成長を願う「稚児行列」と雌滝の上から、滝へ落とす「華神輿」が有名で、この時期には多くの観光客が訪れます。
無料休憩所の所まで戻ってきて、今度は「るり姫親子観音像」の方へ行ってみることにしました。
途中で「るり姫様の由来」と書かれた看板を見つけました。書かれてる内容は紙芝居に書かれてるようなことです。
白滝公園の夜
こんな人におすすめ
カップルにはどうですか?
カップにはおすすめです。ただ自分の行った時の感覚からすると40代以上の方のカップルにおすすめです。
若い方には物足りないかも知れません。
シニアにはどうですか?
とにかく階段が多くて、傾斜が急なので足腰に自信がないと休憩所にたどり着かないので、足腰の弱い方にはおすすめしません
友達同士にはどうですか?
友達同士にはチョッと物足りないかもしれません。
なので、あまりおすすめしません。
1人旅にはどうですか?
1人旅でも、風景・滝とか好きな方・そして写真の好きな方にはおすすめです。
駐車場から、遊歩道が整備されていて、この時間で滝にたどり着けるのは、四国ではそんなにないですから。
ファミリーにはどうですか?
子供さんが小さいと危ないのでおすすめしません。
中学・高校生以上ならお勧めできます。
まー、キットこの年代の子供さんは親とどこかに行くという事が難しい年ごろかもしれませんけどね!?
白滝公園紅葉ライトアップのまとめ
白滝公園紅葉ライトアップの情報
住所
愛媛県大洲市白滝甲124-2
電話番号
大洲市観光協会長浜支部 0893-52-1111
大洲市白滝公民館 0893-54-0301
営業時間・休日
24時間
10月30日(日)から12月4日(日)の17:00から20:00には公園内ライトアップ
入場料
無料
駐車場・駐車料金
有り
トイレ・休憩所
トイレ 有り ・休憩所 有り
夜景は車から降りる&サイドガラス越しに見える?
車からは見れません。
展望地までの距離は?
無料休憩所ともみじ亭のあるところまで、駐車場から階段で約25分
初心者ドライバーでも大丈夫?(主要道路の交通量)
最後の所が道幅が狭いので、混雑時は初心者ドライバーにはおすすめしません。
バリアフリー情報
バリアフリー無
外国人への対応の可否
案内版には英語あり
白滝公園紅葉ライトアップ アクセス方法・行き方
国道11号線を新居浜方面から松山方面に進む
左折して松山自動車道方面のランプに入る (コカ・コーラボトラーズ・ジャパン東予SC 目印)
松山自動車道に入る。
松山自動車道を進む。
長浜方面の国道56号出口を出る。(大洲料金所の所で左の道進む)
左折して国道56号に入る。
松ヶ花交差点を左折して県道232号に入る。(すきや大洲松ヶ花店目印)
五郎駅前交差点で斜め右方向に曲がり県道24号に入る。(分離帯で右と日有賀分かれているので注意)
右折する。(東モータース目印)
右折する。
左折する。(ここからは川沿に進んでいく感じ)
直進する。
斜め右方向に曲がる。