みなさまは、四国・徳島県にある「大塚国際美術館」をご存じでしょうか?
その美術館の館内には11カ所のライトアップされたスポットがあるという事を知って、今までは屋外のツリーのライトアップしか見たことないので、屋内特に美術館でのライトアップに興味をひかれて行ってみることにしました。
実はもう一つ、ユーチューブで東京カメラ部さんが、「名画から学ぶ」と言うのをアップしてて名画を見ておくことは、写真撮影に役に立つような気がしたのもあります。
と言う訳で、今回はそんな「大塚国際美術館」についてご紹介します。
初めて「大塚国際美術館」に行かれる方、そして美術館でのクリスマスに興味がある方の参考になればと思います。
大塚国際美術館「ロマンチック クリスマス」について
雰囲気・穴場度
とにかく、平日にもかかわらずしかも天候も小雨降る中、観光バスでの団体の方やら、学校の遠足か修学旅行みたいな感じの子供たちが結構いて、そこに一般の方がいて、平日でもこんなに人がいるんだと言う感じでした。
館内はとにかく広い、何と観賞ルートは約4kmあるとのことなので、1日楽しめる美術館です。
自分の場合 昼の1時頃から夕方4:30まで3時間半くらい、撮影しながら回りました。
初めて行って館内を回ろうとするとこのくらいの時間はかかると思います。
それと、写真撮影は出来ますが、フラッシュ・三脚等の使用はだめです。それと商用目的の利用は厳禁です。
時間のない方はこの「マップ&ガイド」がおすすめです。
このガイドに載っている、☆印だけを番号順に 床の矢印に沿って順番に回るとそのフロアーのエレベーターの所に着くようになっているとのことです。
このモデルコースで1時間20分位で楽しめるそうです。
魅力・見どころ
ロマンチック クリスマス
日ごろから貧しい人を助けていた、ニコラオスは、ある家族が3人の娘を売らなければならないほどお金に困っていることを知りました。彼は放っておくことが出来ず、その夜、煙突から金貨を投げ入れました。すると金は暖炉のそばにつるしてあった靴下の中に入り、そのおかげで、娘たちは救われ、幸せに過ごしたそうです。
道沿いにズ~ッと電飾が飾られてました。
「中世 展示室21」まで来ました。
キャンドルと中世の絵は合いますね。こんな形で絵画を見るのは初めてです。
そしてB2Fに来たら、大塚美術館の公式キャラクター「ぺガっち」がお出迎えしてくれてました。
近くから「センターホール」が見えたので撮影してみました。
「フラワーアートウォール」と言う撮影スポットにきました。
ルネサンス期の画家ボスの傑作「快楽の園」です。
前にある赤い椅子に座ってみなさん思い思いに撮影を楽しんでられました。
なので、結構待って撮影しました。
そして傍らにはさまざまな動物たちで飾られたジャングルツリーがありました。
「夜月夜ロード」と言う所に来ました。入口がこんな感じなので分かりやすかったです。
中はこんな感じで、まさに「夜月夜ロード」と言う感じです。
ここも結構撮影してる方多かったです。
そして最後は本館1Fの「エレベーター3,4の前」です。
ここにはホワイトツリー 多分180cm暗いのがありました。バックが青だからか映えますね。
お気に入りの絵画たち
ここからは、キムランの独断で気にいった絵をアップしてみました。
その前に、「大塚美術館人気作品ベスト10」とかあったので見てみると
①ひまわり ②モナ・リザ ③真珠の耳飾りの少女
がトップ3でしたので、参考までに撮影してみました。
個人的には「ルネサンス」期の作品が一番興味があるのでそこからです。
「ヴィーナスの誕生」
これは作者は知らなかったですが、「絵」だけは本とかで見て知っていました。
「バベルの塔」
作者は知りませんが、これもまた有名な絵です。
そして、「バベルの塔」と来たら昔まんがにあった事を思い出しました。
やっぱりおじさん世代です(笑)
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」
これはあまりにも有名な絵なので、みなさん知っていると思います。
この絵「一点透視図法」と言う技法で書かれているため
作品の右側、左側と立ち位置を変えて見比べると、部屋の奥行きが変わったように感じることが出来るんです。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」
誰もが知ってる絵ですよね!
背景の広大な景色は、空気遠近法を使い実在しない風景を表現しているとも。
「夜警」
この絵も有名ですが、前にどこで見たのか思い出せません。
これは「システィーナ礼拝堂」天井画と壁画を撮影
正面の壁画「最後の審判」では中央上部のイエス・キリストにより、
壁面の左側には善人と判断され天国に導かれる人々
右下には悪人とされ地獄に落ちる人々が描かれてるんだって、
ちなみに天井画には約300人、
「最後の審判」には400人の人物が描かれてるんだって
こりゃ数えられません( ;∀;)
これは「システィーナ礼拝堂」の巨大ツリーをB2Fから撮影
「キリスト昇架」作者は知らなかったですが、この絵もどこかで見たことあるんです。
「真珠の耳飾りの少女」この絵も有名ですよね?ここでは近くに、この絵のように青いターバンまいて記念撮影出来るスポットがありみなさん楽しそうに記念撮影されてました。
「デルフトの眺望」作者も絵のタイトルも知りませんが、風景画なのにあまりにも立体感があるので、一目ですごいと思い撮影してみました。
雨の中モネの「大睡蓮」を見ようと思い行ってみることにしました。
モネと聞くとどうしても高知県にある「モネの庭」が浮かんできます。季節ごとにいろんな花々が咲いて素晴らしいところです。
「快楽の園」全然知らなかったですが、今回クイズを通して知りました。
ゴッホの「ヒマワリ」この絵も超有名ですよね。でも、「ヒマワリ」は全部で7つあるなんて知らなかったですよ。
アムステルダム・ロンドン・ミュンヘン・フィラデルフィア・そして東京の5か所にあります。そしてアルル時代にはこの5点に加えて、さらに2点が描かれてます。アルル時代に描かれた2点のうちの1点が日本にあったのですが、戦争で失って、今回はその絵をよみがえらせたんですって5点のひまわりの原点になった「幻のヒマワリ」とのことです。
「民衆を導く自由の女神」この絵も有名です。
「笛を吹く少年」この絵も有名ですよね?
ルノワールの「セーヌ川の舟遊び」この絵も立体感ありますね。一目で好きになりました。
モネの「睡蓮」先ほどにも書きましたが、高知県にある「モネの庭」でこれと同じ風景を見ることできますよ。
ミレーの「落ち穂拾い」中学生か高校生の教科書で見たような気が。
ミレーの「春」ミレーと言えば「落ち穂拾い」しか知らなかったですが、この絵は奥行き感がありますよ!
セザンヌの「松の木のあるサント=ヴィクトワール山」インスタとか見てたらこんな構図よくみます。
ゴーギャンの「光輪のある自画像」ゴーギャンの中では一番有名な絵のような気がします。
ゴッホの「ローヌ川の星月夜」星といい水面のリフレクションといい光の描き方が凄い!
ラファエルの「オフィーリア」
美術手帳でいろいろかいせつしてくれてるみたいです。
「異国風景」色使いがなんでこんなに凄いんだろうと思いました。
ミレーの「盲目の少女」なんか せつない感じになる絵で
クリムトの「接吻」昔はこの絵のジグソーパズルがあって作ったことを思い出しました。
クリムトの「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」この絵どこかで見たような?
2Fエレベーター降りると
横にはホワイトツリーが、これがまた綺麗です。
ピカソの「裸婦とパイプの男」やっぱり画風が自分が知ってるピカソでした。それにしてもこの感性・感覚どこから来るのでしょうか?
シャガールの「彼女をめぐりて」シャガールと言う画家の名前は有名なので知っていましたが、作品ははずかしいですけど知らなかったので良い機会になりました。
美術館の最後にまた「システィーナ・ホール」でツリーを撮影してみました。
美術館での巨大ツリーは滅多に見れないですから
帰ろうと思ったら、風が強く海が荒れてたのでチョッと撮影しようと思ったら
「鳴門公園 お茶園遊歩道」と言う遊歩道の入口だったみたいです。
海に鳴門大橋この風景もメッタに見ることないので良かったです。
こんな人におすすめ
カップルにはどうですか?
もちろんカップルにはおすすめです。四国で美術館でクリスマスツリー見れるところは、大塚美術館しかないので、しかも絵画と一緒い楽しめるなんて大人のクリスマスと言う感じです。
シニアにはどうですか?
シニアの方にもおすすめです。それなりに見て回ろうとすると、チョッとしんどいかもしれませんが、ところどころ椅子もあるので大丈夫です。
友達同士にはどうですか?
友達同士でもおすすめです。女子旅とかで来ても、これだけの規模なので楽しめると思います。
1人旅にはどうですか?
1人旅でも絵画に興味がある方は特に一度は来てみる価値がある美術館です。クリスマスツリー目当てじゃなくても、普段でも楽しめます。
ファミリーにはどうですか?
ファミリーにはあまりおすすめしません。特に小さい子供さん連れては
おすすめしません。子供さんにとっては興味を引くような所がないのが実際の所です。
やはり美術館だけに大人のイメージです。
大塚国際美術館「ロマンチック クリスマス」のまとめ
「大塚国際美術館」のクリスマスはまるで別世界でのクリスマスのような、本当に「ロマンチック クリスマス」で時間と旅費かけて来て良かったです。
しかも東京カメラ部さんが「名絵画から学ぶという動画」をアップされてますが、おっしゃる通り、奥行き感の出し方や色使いは写真の世界にも参考になるようなことばかりでした。
たまには、名画を見ることも必要だなとつくづく思いました。
大塚国際美術館「ロマンチック クリスマス」の情報
徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
088-687-3737
開館時間 9:30分~17時まで
休館日 月曜日
一般 3300円
大学生 2200円
小中高生 550円
有り 無料
トイレあり・休憩所あり
車からは見れません
自分が停めた駐車場からは約5分
もちろん初心者ドライバーでも大丈夫です
バリアフリーです。
英語・中国語・韓国語あり
大塚国際美術館「ロマンチック クリスマス」アクセス方法・行き方
松山自動車道を松山から川之江方面に進む。
川之江JCTで、左車線を使用して徳島道/高知/徳島方面高知道の標識に従う
四国横断自動車道/高知自動車道/高知道を進む。
右車線を使用して徳島道を進む。
藍住ICを藍住方面に向かって進む。
左折してあいあいロード/県道1号に入る。
右車線を使用して板野大橋/県道1号を進む。
分岐を右方向へ進み鳴門/神戸の標識に従って高松自動車道に入る。
神戸淡路鳴門自動車道を進む。
鳴門北IC出口を鳴門公園方面に向かって進む。
県道11号に入る。
左折する。(鳴門海月別亭 鯛丸海月目印)(美術館駐車場の案内版あり)
細い道を少し行くと美術館駐車場の看板があるのでそこに停める。
駐車場から約5分
さっき入ってきた道を、海に向かって左折して行くと美術館に着く。