「美郷のほたる」は光と闇の幻想、吉野川のほたる魅惑。夜空に舞う輝き、
美郷の大自然が織りなす神秘の光景を、心に刻む旅へ。川田川の岸辺から広がる幻想的な輝きに、
心が浮き立つ感動一年に一度、限られた時間だけ続く光の奇跡に出会い、
遠くから多くの人々が集い、感動が共有の思い出となります。
美しさに包まれた吉野川市美郷地域で、心踊るひとときをお過ごしください。
日程:2023年6月13日(火)
自分が行く時に一番参考にした「ほたるマップ観賞ポイント」です。
この記事内で観賞ポイントの場所はこのマップの番号と合わせてます。
美郷のほたるについて
雰囲気・穴場度
マップを見てもおわかりのように、とにかく観賞ポイントエリアが広い
そのため、どこがその日一番多くホタルが飛んでくれるか分からないところが初めてにはキツイです。(ホタル館の観賞ポイントごとのほたるの飛翔情報を参考にするのが良いと思います)
人は「美郷ほたるまつり」2023年5月27日から6月11日の間は多いと思いますが、自分の行った時は、最初の観賞ポイントでは1組、次の観賞ポイントでは10人くらいの人出でした。
もちろん、ほたる自体もまだたくさん飛んでくれていて、うわさ道理の有名スポットです。
魅力・見どころ
指定日1970(昭和45)年8月29日
やわらかな光を放ちながら無数に飛び交うホタル。その幻想的な美しさに魅せられて1966(昭和41)年、美郷村立中枝小学校(現在 吉野川市立中枝小学校)に「ホタル研修クラブ」が誕生しました。
このクラブの活動によって、この地域のホタルいくつもの謎が解き明かされました。子供たちの熱意は、大人たちのホタルへの関心を呼びおこし、川の環境美化など、ホタル保護のための様々な活動へ発展しました。
そして1970(昭和45)年、「美郷のホタルおよびその生息地」は国の天然記念物に指定されました。
現在も多くのホタルが自然発生し、5月下旬~6月中旬にかけて光の乱舞が観賞できます。
現在美郷に生息しているホタル ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタル・オバボタル・オオマドボタル
お願い 美郷のホタルは国の天然記念物です。許可なく捕ることは法律で禁じられています。
みなさんの手で、いつまでもホタルが棲める(すめる)環境を守っていきましょう
観賞ポイント:地元の人に教えていただいた隠れ観賞ポイント
「美郷のほたる」は国の天然記念物なので、☝を加えれないんです。
その方の話では「美郷のほたる」は天然記念物なので、他のホタルスポットみたいにカワニナ育ててホタルを飼育するみたいなこととか、人が手を加えることができず、自然発生のままとのことです。
ホタルには水生と地生がいて
ゲンジボタルは水生でヒメボタルは地生
ホタルの一生は1週間くらいで。産卵したら500匹くらい生むんだよ
ほたるが多く出る場所はその年々変わるよ。
このように「美郷のほたる」について教えていただいて、その上親切に観賞ポイントの近くまで案内していただきました。感謝しかありません。
カメラマンですか?
違いますよ。どうかしましたか?
カメラマンは良く知っているので、良いポイントをしってるので聞いてみました。
いやー、僕も初めてなので地元の人に聞いたのでそこに行こうと思ってます。
と言うようないきさつで、ご一緒することになりました。
徳島でほたるで有名なところ知らないですか?
母川のホタルが有名ですよ。
それと聞いた話ですけど、海陽町に「こいの里」と小さな看板があって、そこを少し行ったところもホタルが多いそうですよ。
前に来た時にホタルが一杯飛んでて、まるで「ホタルのイルミネーション」みたいなのを見たことあります。でもだいぶん前に来たので場所が分からないんです。
と言うような話をしてくれました。自分は「ほたる祭り」の期間が過ぎてるのでキット遅かったんだろうと思いました。
でも出来ることなら見てみたいと思ってました。
観賞ポイント①
観賞ポイント③
これには恐れ入りました。
今回は地元の方、徳島から来られた方のおかげで、初めて来たのにすばらしい、ホタルの光景が見ることができて幸せでした。本当にありがとうございました。
こんな人におすすめ
ホタルナイトウォッチャーズ–
2~3人の仲間が夜にホタル観賞を楽しむためのグループ。
美しいホタルの輝きを共有し、自然の神秘を感じるひとときを過ごす。
ホタル写真コンビ–
2人の写真愛好家が集まり、ホタルの美しい景色をカメラで差別するためのグループ。
ホタルの輝きを写真に残しつつ、技術やアイデアを共有する。
ファミリーホタルアウトドア–
親子や家族向けのグループで、ホタル観賞を楽しみます。
ホタルの光に包まれながら、楽しい家族のひとときと自然の美しさを共有します。
ホタルハンターズコンボ–
2人の友人が夜の冒険に出かけ、ホタル発見を楽しく共有するグループ。
新しい発見を楽しみながら、アウトドアの冒険さを一緒にします。
クリエイティブナイトキャプチャーズ–
2~3人のアーティストが、夜の自然をテーマにした写真やアートを制作するグループ。
ホタルの光を取り入れながら、独自の表現を楽しむ。
美郷のほたるのまとめ
美郷のほたるは、いままで私の中では見たことのない風景を見せてくれました。
この場所では、まるで夢のようなほたるの光が、闇夜で幻想的なイルミネーションのように輝く様子を目に当たりました。
一つの美しい光景として、心に残る瞬間を刻みました。
ホタルたちが夜空にまい、優しい光を灯す様子は、まるで自然の魔法に包まれているような気分を味わわせてくれました。
美郷のほたるの光景は、自然が織りなす美しい光景であり、心に深い感銘を抱いたものでした。
これからも美郷のほたるが、多くの人々に夢のようなひとときを提供し続けられることを願います。
その輝きは、私たちの心に永遠に残り、自然の美しさと神秘を感じるきっかけと美郷のほたるの光景は、
自然の奇跡の一端であり、その美しさを称賛しつつ、大切に守り続けることの重要性を感じました。
合戦で敗れた源頼政が亡霊となり、蛍(ほたる)となって戦ったというものです。
□ 卵
1匹の雌は500から1,000個の卵を産みます。卵の直径は0.5ミリメートル、川岸の産卵しやすいコケには、次々に雌がきて産卵するので、たくさんの卵が見られることもあります。
卵の期間は約1ケ月、6月下旬に産まれた卵は、7月下旬にはかえります。卵ははじめ黄色で日がたつと黒くなり、しげきすると光るようになります。
□幼虫
孵化した幼虫は1.5ミリメートル、夜中にかえり川に入り、カワニナを食べて成長します。幼虫は小さいうちは小さなカワニナを、大きくなると大きいカワニナを食べます。
冬は活動がにぶり川底でじっとしています。春になると動きも活発になり、成長した幼虫は、4月下旬の雨の夜、光りながら川岸を一斉に上ってきます。
□蛹(さなぎ)
川岸に上がった幼虫は、土にもぐり、土まゆをつくり蛹になります。蛹になるまでに約5週間、蛹の期間は約2週間です。
蛹ははじめ黄色で、複眼や前翅から黒くなり、発光器もでき上がります。このころになるとよく光ります。そして、羽化後2・3日すると、土まゆを出て地表に現われます。
□成虫
雌はおよそ2センチメートル、雄は少し小さい。腹部の発光器は雌は1節、雄は2節、成虫の生存日数はおよそ10日、
その間に交尾・産卵します。風のないあたたかな夜、雄は小川の上をゆっくりとび、雌は川岸のコケ等に産卵します。
カワニナは川にすむ巻き貝です。6月から9月終わりまで、子貝が生まれます。大きい母貝は1晩に、1ミリメートルくらいの子貝を10から20個生むことができます。
カワニナの食物はおもに川底の石につくケイソウです。ホタルの名所を復元するには、川をきれいにして、ケイソウやカワニナのふえる川づくりが、なによりも大切です。
ー辰野町ホームページよりー
メスはオスよりも一回り大きいです。
そして発光器がオスではお尻の先の節が2つ分光るのですが、メスは節1つ分しか光りません。
お尻の先が全部光って見えるのはオスになります。
ホタルが光るのは3タイプの条件があると言われています。
・プロポーズするため(オスとメスのコミュニケーション)
・刺激を受けた時の反応
・敵を驚かすための威嚇
この3つですが、主にオスとメスが出会うために光っているというのが一般的ですね!
こんな「ほたるの雑学」知ってホタル観賞するのも良いんじゃないでしょうか?
ゲンジボタル |
5月下旬~7月上旬 |
ヘイケボタル |
6月上旬~8月上旬 |
ヒメボタル |
5月末~6月上旬 |
1回目 |
19~21時 |
2回目 |
23時~24時 |
3回目 |
2時前後 |
※最も良くみられるのが20~21時
月明かりが無く晴天 |
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雨上がりなどで湿度が高い |
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風が吹いてない |
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生暖かい(20℃程) |
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※ホタル観賞場所・時期・時間等については、「ご自分の地域名+ホタル」で検索してご確認ください。
虫よけスプレーを使わない |
ホタルを捕まえない |
フラッシュを使わない |
カメラのランプNG |
液晶モニターNG |
他人の敷地に入らない |
生息地を荒らさない |
F値 | ISO | シャッタースピード |
3,5 | 500 | 30 |
2,8 | 500 | 20 |
1,6 | 800 | 7 |
□ | ホタルの光跡は写っているが、風景が暗い |
シャッタースピードをBULBにして1分とか2分で長めに露光 | |
□ | ホタルの光跡が太く明るすぎる場合 |
絞りを1から2段階絞る | |
□ | ノイズが出る。 |
ISOを下げてシャッタースピードを遅くする。 |
今年分かったことは、写真の記録画質をRAWでも撮っておくと、後から暗すぎたり明るすぎたりしたときに現像で修正できるできるという事です。
自分が撮影した時の設定がみなさまの撮影時の参考になればと記載しました。
美郷のほたるの情報
〒779-3501 徳島県吉野川市美郷字宗田280-1
0883-43-2888(吉野川市美郷ほたる館)
24時間 無休
※ホタルが良く見える時期は
2023年5月27日から6月11日
※ホタルがよく見える時間
20:00~21:00ぐらい
無料
有り 200台(無料)
有り・休憩所は無
観賞ポイントによります。自分の場合は駐車場から20分くらいで行ける範囲で行きました。
もちろん初心者ドライバーでも大丈夫です。
ほぼ階段・段差なしで行けます。
無し
美郷のほたるアクセス方法・行き方
松山自動車道を松山から高松方面に向かって進む。
川之江JCTで、左車線を使用して徳島道/高知/徳島方面高知道の標識に従う。
四国横断自動車道/高知自動車道/高知道を進む。
右車線を使用して徳島自動車道を進む。
脇町IC出口を 脇町/穴吹/高松方面の国道193号に向かって進む。
右折して国道193号に入る。
左折する。(トーカイ徳島西部営業所目印)
左折して曽江谷橋/県道12号に入る。
(喫茶&ケーキ プランタン目印)
そのまま県道12号を進む。
右折して県道139号に入る。
(ファミリーマート阿波岩津橋北店目印)
左折して国道192号/国道193号に入る(徳島/吉野川市/鴨島の表示)
(岩津橋を渡ってすぐ)
山川町瀬詰交差点を右折して国道193号に入る(吉野川市/美郷/ヘルスランド美郷の表示)
(ローソン吉野川山川町店目印)
ここから道なりに約5km
みさと屋美郷物産館を通り過ぎる。
川又雑貨店を過ぎる。
左側に吉野川市役所美郷支所