1. イントロダクション
3月11日(火)
昼と夜で異なる表情を見せる河津桜の魅力!🌸✨
本記事では、【2025年版】愛媛・波方大角海浜公園の河津桜ライトアップ体験を詳しくレポートします。
その前に、まずは昼間の桜の様子を動画でご覧ください👇
今年の河津桜は2月中旬から開花が始まり、3月上旬には見事な満開を迎えています。例年より少し遅い開花となりましたが、その分色鮮やかな桜を長く楽しむことができるシーズンとなっています。
波方大角海浜公園では、河津桜の見頃に合わせて夜間ライトアップが実施されています。ライトアップ期間は、2025年2月15日(土)~3月20日(木)延長決定、時間は、18:00~21:00となっており、公園全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
この記事では、昼間とはまた違った魅力を持つ夜の河津桜の見どころや、実際に訪れた際の体験談をご紹介します。カメラ愛好家の方々にもおすすめの撮影スポットやコツもお伝えしますので、ぜひご参考にしてください。
2. 現地到着とアクセス情報
アクセス方法
車でのアクセス 波方大角海浜公園へは、今治市街地から車で約30分です。松山方面からは今治小松自動車道の今治湯ノ浦ICから約36分で到着します。カーナビには「波方大角海浜公園」と入力すればスムーズに案内してくれます。
公共交通機関でのアクセス 今治駅前 → せとうちバス(波方ループ線)約36分 → 大角海浜公園入口下車で約10分となります。ただし、夜間のライトアップを楽しむ場合は、車かタクシーをお勧めします。タクシーを利用する場合は、JR今治駅から約25分程度です。
駐車場の状況
公園には約50台分の無料駐車場がありますが、「河津桜まつり」の時は混雑が予想されます。私が訪れた平日の18:00頃は、駐車場は空いてました。
祭り当日・日曜・祭日などは時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。また、臨時駐車場も設けられていますが、少し歩く必要があります。
3. ライトアップの魅力と特徴
昼間の桜との違い
昼間の河津桜は鮮やかなピンク色が特徴ですが、夜のライトアップされた桜は、淡いピンク色から深紅色まで、様々な表情を見せてくれます。
また、日中は気づかなかった桜の枝ぶりや花の形が、ライトに照らされることでより立体的に浮かび上がります。
幻想的な雰囲気
公園内の約150本の河津桜がライトアップされ、夜空に浮かび上がる姿は圧巻です。
特に海に近い桜は、周りの街の明かりや街灯がないので夜の黒と桜のコントラストが美しく、まるで別世界に迷い込んだような不思議な気分を味わえます。
撮影スポットの特徴
公園内には様々な角度から桜を楽しめるスポットが点在しています。
特に人気なのは、遊歩道沿いの桜並木、キャンプサイトから見上げる桜、そして展望台からの桜と海のコントラストです。
三脚の設置は特に禁止はされてないですが、車がたまに通るので注意が必要です。カメラ愛好家の方も満足できる環境です。
4. 実際の訪問体験記
到着時の状況
私が訪れたのは3月11日(火)の平日夕方18:30頃。天気は曇り、気温は約10度でした。
昼間と夜の寒暖差が大きいため、ジャケットは着てましたが、マフラー、手袋を持参してなかったので20:00頃になると手が冷たくてシャッター押すのに痛かったくらいでした。
特に海からの風が冷たく、防寒対策は必須です。
歩いて見て回ったルート
駐車場に車を停めた後、まずは公園の駐車場にある案内板でライトアップの全体像を確認しました。そこから以下のルートで散策しました:
- 駐車場から遊歩道沿いの桜並木
- 休憩所付近の桜
- 展望台からの桜と瀬戸内海の景色
全体を回るのに約1時間半ほどかけました。ゆっくり写真を撮りながら楽しむには、2時間程度の滞在時間が理想的です。
満開の桜と混雑具合
訪問日は平日だったので、混雑もなく自由に三脚を立てて撮影できました。。ただ、車が何台か来たので、すれ違うときには三脚を移動させました。
19:30以降は比較的ゆっくりと桜を鑑賞することができました。桜は8〜9分咲きで、ほぼ満開に近い状態でした。
訪問者の様子
訪問者は様々で、スマホを持った写真愛好家が多く見られました。
また、シルバー世代のカップルがスマホで記念撮影したり、友達同士の方や、大阪から来た女性の方にも出会いました。
今年は年明けの寒さの影響で、いつ頃桜が満開になるかが分かりにくく見に来るタイミングがすごく難しい😓年です。
5. 撮影スポットと写真ギャラリー
おすすめの撮影スポット
撮影ポイント1️⃣ 遊歩道沿い(夜間はここがメイン)
駐車場からの遊歩道沿いには、海側に河津桜が植えられており、桜と瀬戸内海の景観を楽しむことができます。
ここでは、道の奥行きを活かした構図で撮影すると、幻想的な雰囲気を捉えることができます。
特に、LED照明が桜を下から照らし出す角度が絶妙で、花びらの質感まで美しく撮影できます。
撮影ポイント2️⃣ 休憩所付近
休憩所付近からは遊歩道沿いの桜を見下ろす形になります、夜ライトアップされている時はここまでが近くで桜を見れるところになります。
この場所では、ベンチに座って休憩することもできるので日中来るには休憩ポイントとしては絶好のポイントです。
撮影ポイント3️⃣ 展望台からの風景
展望台からは、河津桜と瀬戸内海、そしてしまなみ海道の橋を一緒に収めることができます。
ただ夜はお勧めしません。ライトアップされた桜を撮影しにくいからです
昼だと、海と瀬戸内海の島々が美しく、瀬戸内海の多島美が楽しめます。
撮影のコツ
夜桜撮影のポイント
- 三脚は必須: 手持ちでは暗いシーンでブレやすいため、安定した三脚があると品質の高い写真が撮れます。
- 露出設定: ISO感度は(ISO 10000〜13000程度)、シャッタースピードは(1/60)に設定することで、F値は(5,6)あたりを基準にすると撮影できますが、シロトビには注意が必要です。
- ホワイトバランス: 「電球」モードか、少し暖かめの設定(3500K〜4000K)にすると、ライトアップの雰囲気をより自然に捉えられます。
- 広角と望遠の使い分け: 桜のトンネルや全体の雰囲気は広角で、個々の花の美しさや繊細さは望遠で撮影すると効果的です。
- 人物を入れる: 桜だけでなく、ライトアップを楽しむ人々のシルエットを入れることで、写真に物語性が生まれます。
6. まとめと感想
河津桜ライトアップの感想
波方大角海浜公園の河津桜ライトアップは、昼間とはまた違った魅力にあふれていました。
特に印象的だったのは、静かな夜の中で浮かび上がる桜の姿と、それを見上げる人々の表情です。
昼間の賑やかさとは対照的に、夜は静寂の中で桜の美しさをより深く感じることができました。
ライトアップの色調や角度も工夫されており、単に明るく照らすのではなく、桜本来の色合いや形を際立たせる演出に感動しました。
特に海側からの眺めは、瀬戸内海の夜景と桜が融合した絶景で、訪れて本当に良かったと思います。
来年行く人へのアドバイス
服装・持ち物
- 防寒対策は万全に(特に海からの風が冷たい)
- 滑りにくい靴(夜間は見えにくい場所もある)
- カメラ三脚(安定した撮影には必須)
- 懐中電灯やスマホのライト(足元確認用)
- モバイルバッテリー(撮影で電池を消費しやすい)
混雑を避ける時間帯 平日であれば、18:00〜19:00以降が比較的空いています。週末は全体的に混雑しますが、20:00以降は徐々に人が減り始めるので、最後の方がゆっくり楽しめるかもしれません。
その他のポイント
- 温かい飲み物を持参すると快適に過ごせます
- 公園内には休憩所(東屋)もありますが、混雑時は利用できないことも
- 車での来園がおすすめですが、運転手はアルコールに注意
河津桜のライトアップは、日本の春の訪れを感じさせる素晴らしいイベントです。昼間の賑やかな桜も良いですが、ぜひ一度夜の静かな桜の世界も体験してみてください。光と影が織りなす幻想的な世界に、きっと心奪われることでしょう。
過去の河津桜関連記事もぜひご覧ください: