はじめに
2024年3月19日(火)
私は四国八十八ヶ所霊場 第75番札所である総本山善通寺を訪れました。そこで見頃を迎えてい涅槃(ねはん)桜を写真と共にレポートします。
涅槃桜とは
涅槃(ねはん)桜は、ソメイヨシノよりも1ヶ月ほど早く咲き始める早咲きの桜です。満開の時期が釈迦が入滅した旧暦2月15日に近いことから名付けられました。
総本山善通寺には、およそ20本の涅槃桜が植えられています。これらの涅槃桜は、弘法大師・空海の生誕1200年を記念して、
涅槃桜が発見された愛媛県新居浜市の明正寺から1973年に贈られたものです。一般的な涅槃桜よりも花の香りが強いのが特徴です。
2024年3月19日、涅槃桜は満開のところと少し散りかけたところとがあり、もう2、3日前にこれてればと思いました。
日中は気温が高く過ごしやすい日和だったため、多くの花見客が訪れていました。駐車場が広いので全然停めれないということはなかったです。
涅槃桜は、薄紅色の花びらが美しい桜です。西駐車場から入り口に向かって右側と左側に桜の木があります。
そして、右側の桜と左側の桜は同じように満開になるのかと思ったら、多少満開の時期がずれてます。ほんの気持ちですが違っているので、どちらかで満開の桜を楽しむことができます。
それと、桜の匂いも楽しめるところがいいですよ。
善通寺に涅槃桜を見に行くときは『善通寺西駐車場』に停めるのがおすすめです
写真
これだけでも、ご利益ありそうな気になります。
橋から左の方は散りかけていて、右の方は満開だよ
と教えていただきました。
ちなみにここの桜は全部『涅槃桜』とのことです。
奥の建物は『遍照閣(
ソメイヨシノに比べて1か月ほど早く咲き始め、その時期が釈迦が入滅した2月(旧暦:現在の3月)15日に近いことから 涅槃桜と呼ばれています。
1965年(昭和40年)当時愛媛県文化財保護委員であった八木繁一氏(1893〜1980)が愛媛県新居浜市黒島の明正寺(真言宗善通寺派)で発見し、品種名をミョウショウジと命名したもので、花の香りが一般的な桜より強いのが特徴です。
1973年(昭和48年)に、明正寺から弘法大師御誕生1200年を記念して贈られました。移植をかさね、現在、宝物館周辺や大駐車場付近を中心に約20本(2009年現在)が植えられています。
見頃のさくらはこちら➡︎の方です。
宝物館(
桜の花の色が、自分の目にはピンクが鮮やかなように見えました。
あそこに『花の香りが一般的な桜より強いのが特徴』と書いてありますが、わかりますか?
えー! 花に近づいたら匂いますよ
あー!そうですね。花に近づいたら匂います
風が吹くと甘い香りがしますよ
本当ですね。風が吹くと花に近づかなくてもわかりますね
枝垂れ桜でもこんなに匂わないです。
駐車場は24時間ですが、善通寺の入り口は夕方6時くらいに閉まり、
お土産物屋さんは6時半頃に閉まります。お土産物屋さんが閉まるとトイレも行けなくなります。
感想
涅槃桜は、ソメイヨシノとはまた違った可憐な美しさがあり、ひと足早い春の訪れを感じさせてくれました。また匂いも風がふくとすぐにわかるくらい少し甘めの匂いが漂ってました。
そんな中で涅槃(ねはん)桜を見ることができて癒されるひとときを過ごしました。
- 涅槃桜の見頃は、年によって異なります。最新情報は、総本山善通寺の公式ホームページなどで確認できます。
https://zentsuji.com/news/涅槃桜が咲き始めました/
このブログ記事が、四国八十八ヶ所霊場第一番札所 総本山善通寺の涅槃桜を見に行く際の参考になれば幸いです。